チュートリアル: 井戸データとDEMから地下水位マップを作成

9. 井戸にDEMの標高を付与する

これから、井戸の位置でDEMの標高を付与していきます。

そのためには、Point sampling toolプラグインをインストールする必要があります。なお、プラグインのインストールにはインターネット接続が必要です。

1. メインメニューでプラグイン | プラグインの管理とインストールを開きます。

2. プラグインダイアログでPoint sampling tool を検索しインストールします。

Install Point sampling tool

3. ツールバーで  ボタンをクリックしPoint Sampling Toolダイアログを開きます。

4. In the Point Sampling Tool ダイアログのGeneralタブでboreholes_clippedLayer containing sampling points.として選択します。boreholes_clippedDEMレイヤからの全てのフィールドを選択します。なお、このリストに表示するには、レイヤパネルでこれらのレイヤーをチェックする必要があります。このツールは既存のGeoPackageに追加することができないので、Output point vector layerをESRI Shapefileに保存します。名前は Boreholes_Z.shp とします。 

5. 次にFieldsタブをクリックします。そこでは、必要に応じて出力フィールドの名前を変更することができます。ここでは、DEMフィールドをZにだけ変更します。

6. OKをクリックします。処理後にダイアログを閉じます。

7. Boreholes_Z レイヤの属性テーブルをチェックします。

Z フィールドが追加されていることがわかります。

次のセクションでは、標高とDEMからのZ値の散布図を作成してみます。