チュートリアル: グラフィカル・モデラーで河川と集水域の定義を自動化する

1. 概要

QGIS には、プロセスを自動化するための素晴らしい方法がいくつかあります。PyQGIS を使用してスクリプトを構築することができます。しかし、よりグラフィカルな方法をお探しの場合は、プロセッシングツールボックスのツールを使用してプロセスを自動化できるGraphical Modeller が最適です。

このチュートリアル後には次のようなことができるようになります。

  • グラフィカルモデルの入力レイヤーと変数の定義
  • グラフィカルモデルにプロセッシングツールを追加
  • グラフィカルモデルの結果を保存
  • グラフィカルモデルをプロセッシングツールボックスに保存
  • 河川を定義するためのグラフィカルモデルを作成
  • 集水域を定義するためのグラフィカルモデルを作成

このチュートリアルでは、SRTMデータをダウンロードして、調査領域のバウンディングボックスポリゴンを作成した任意の領域に適用できる2つのモデルを作成します。このチュートリアルで使うデータを提供されます。

ここではQGIS 3.14 Piを使用していますが、手順は3.10 LTRでも同様です。