チュートリアル: 水の流れに矢印をつけて可視化する

2. 背景レイヤのスタイリング

まず背景レイヤのスタイリングをしましょう。その背景レイヤの上に後ほど水流の矢印を視覚化する際に重ね合わせることになります。
1. QGISを起動します

2. DEM (dem.tif)、 流向ラスタ (flowdir.sdat) とチャネル (channels.shp)をレイヤパネルに追加します。 ブラウザパネルからドラッグ&ドロップするか、メインメニューの レイヤ | レイヤを追加 | ラスタレイヤを追加...から追加することができます。

3. チェックボックスのチェックを外し flowdir レイヤを非アクティブにします。

4. をクリックし レイヤスタイル パネルを開きます。 忘れずに DEM がアクティブレイヤになっていることを確認してください。単バンド擬似カラーをレンダラーとして選択します。カラーランプの右側の矢印をクリックし カラーランプを新規作成...を選択します。カタログ: cpt-city を選び、Topographyから elevation を選択してOKをクリックします。 それから分類をクリックします。 Under レイヤレンダリング の下にある 混合モード を乗算に変更します。

5. レイヤパネルでDEMを右クリックし、レイヤを複製を選択します。

6. チェックボックスのチェックを外し、DEMを非アクティブにし、DEM copy レイヤをアクティブにします。

7. DEM copy レイヤ上で右クリックし、レイヤの名前を変更を選びます。Hillshadeにレイヤ名を変更します。

8. レイヤスタイルパネルで陰影図(hillshade)をレンダラーとして選びます。 その他の設定はデフォルトのままで構いませんが、リサンプリングの拡大をバイリニア(Bilinear)に縮小を平均(Average)にだけ変えておきます。こうすることで陰影図の表現をより滑らかにできます。
Hillshade

9. DEM レイヤに切り替えます。

これでDEMと混合した陰影図を見ることができると思います。

10. さらにチャネルレイヤを青色のラインでスタイリングすると、次のような見た目になります:

DEM, hillshade and river