3. 標高の累積分布テーブルを作る

このセクションでは標高の累積分布テーブルを計算していきます。

1. プロセッシングツールボックスを開きます: メインメニューの プロセッシング | ツールボックスを開きます。

2. プロセッシングツールボックスで ラスタ地形解析 | 高度面積曲線(Hypsometric)を選びます。

3. In the 高度面積曲線(Hypsometric) ダイアログでDEMDEMレイヤとして選択し、Rur_catchment_boundary を境界レイヤとして選択します。このアルゴリズムは境界レイヤ内の標高のみを対象として扱います。 分類ステップ数を50mに変更します。これは面積を累積したパーセンテージが計算される標高の間隔を示します。絶対値でなく割合(%)を使用するチェックボックスをチェックします。CSV(カンマ区切りファイル)を保存する出力先フォルダを選択し、実行をクリックします。

4. アルゴリズムが終了したらCloseをクリックします。

5. フォルダ内にhistogram_Rur_catchment_boundary_1.csvが作成されていることを確認します。LibreOffice Calcなどのスプレッドシートアプリでファイルの中を確かめます。

そこには、A列に総集水域の累積パーセンテージの領域が表示され、B列に標高が表示されます。 つまり、これは、集水域の11.8%の標高が68.5 m未満であり、集水域の100%の標高が718.4m未満であることを意味します。

次のセクションではDataPlotlyプラグインを使用してこのテーブルから曲線を作成していきます。