4. 河川の始点と終点のノードを見つける

このステップでは河川の始点と終点のノードを見つけていきます。後に行うKirpich方程式でこれらのポイント間の距離と標高差が必要となります。

1. プロセッシングツールボックスを開きます: メインメニューのプロセッシング | ツールボックスを開きます。

2. ツール上で ベクタジオメトリ | 特定の点の抽出を選択します。


このツールを使用して、特定の頂点を抽出できます。最初の頂点はインデックス0に対応し、2番目の頂点のインデックスは1などです。負のインデックスを使用して、ジオメトリの最後にある頂点を見つけることができます。 -1は最後の頂点に対応し、-2は最後から2番目の頂点に対応します。

3. 特定の点の抽出ダイアログでriver_dissolvedを入力レイヤとして選択し、頂点インデックス0, -1として、Kirpich_data GeoPackageにfirstlastnodeという名前で保存します。実行をクリックします。


4. プロセッシング後Closeをクリックします。

5. firstlastnodeレイヤで右クリックし属性テーブルを開くを選択します。
Attributes of first and last node

vertex_posというフィールドで頂点のインデックスを確認でき、distanceというフィールドで最初のノードからの距離をメートル単位で確認できます。 したがって、ここでの最後のノードまでの距離は3745mとなります。 方程式にはその値が必要となります。
また始点と終点のノード間の標高差も必要となります。次のステップで二つのノードに対して標高をサンプリングしていきます。