5. 始点と終点のノードに標高を付与する

Kirpich方程式では河川の始点と終点のノード間の標高差も必要となります。
このセクションではDEMから標高をノードにサンプリングしていきます。

1.  プロセッシングツールボックスラスタ解析 | ベクタレイヤにラスタ値を付与 を選択します。

2.ベクタレイヤにラスタ値を付与ダイアログで、firstlastnode入力レイヤとして選択肢、DEM参照するラスタレイヤとして選択します。Advanced Parametersセクションを開き、ラスタ値を収納するカラム名の接頭辞Zにします。サンプリングしたポイントKirpich_Data GeoPackageにfirstlastzというレイヤ名で保存します。実行をクリックします。
Sample raster values dialogue

3. プロセッシング後Closeをクリックします。

4. firstlastzレイヤを右クリックし属性テーブルを開くを選択します。


これで始点と終点のノードの距離と標高がわかるようになりました。

これで、Kirpich方程式を入力できます。 次のセクションでは、計算を実行可能なPyQGISスクリプトを開発します。