7. DEMを切り取って再投影

SRTMタイルが地図キャンバスに追加されています。S25E018.hgtレイヤーにズームすると、より広い範囲をカバーしていることがわかります。また、投影は地理座標系(GCS)で、緯度・経度座標は度単位です(EPSG:4326)。

このため、DEMを切り取って再投影し、GeoPackageに追加する必要があります。

1. レイヤパネルで S25E018.hgt を右クリックしエクスポート | 名前をつけて保存...を選択します。

2. ラスタレイヤの保存...ダイアログで出力形式GeoPackageに選択します。Stampriet_Data.gpkgファイルを参照しDEMレイヤ名とします。CRSプロジェクトCRS: EPSG:32734に変更します。
領域の下でレイヤから計算を選択し、Stampriet study areaを指定します。
解像度の下で水平垂直の解像度を30mにします。
nodata値にチェックを入れ、下限と上限に-9999を追加します。これは、切り抜きと再投影を行った結果、調査対象領域外となったセルの範囲外の値となります。


3. その他の設定はデフォルトのままにし、OKをクリックします。

4. レイヤパネルからS25E018.hgtレイヤを削除し調査対象地域にズームして結果を見てみます。

次のセクションでは、DEMをスタイリングしていきます。