10. 報告された標高とDEMの値を比較

Boreholes_Z属性テーブルには、報告された標高とDEMからの値があります。この2つのフィールドを散布図にして比較してみましょう。

elevationフィールドには、多くのデータなしの値が含まれています。散布図ではこれらを考慮しないことにしましょう。

1. Boreholes_Zの属性テーブルを開きます。

2. 式による地物選択 ボタン をクリックします。

3. 式を書きます。

"elevation" < 0

Select elevation < 0

4. 地物を選択をクリックし、ダイアログを閉じます。

10個の地物が選択されました。編集モードに切り替えて、ゴミ箱をクリックすれば、属性テーブルから削除することができます。しかし、散布図では、選択を反転させて、選択されたフィーチャーだけを使用するようにできます。

5.  をクリックして選択を反転させます。

散布図を作成するには、Data Plotlyプラグインをインストールする必要があります。

6. プラグインマネージャーからData Plotlyプラグインをインストールします。

7. ツールバーで  アイコンをクリックしてData Plotly パネルを開きます。

8. Data Plotly パネルでScatter PlotPlot typeとしてBoreholes_Z.shpLayerとして選択します。Use only selected featuresのチェックを入れます。elevation をX fieldに、ZY fieldにします。その他はデフォルトのままにしておきます。

9.  をクリックして凡例設定タブにいきます。

10. Show legend のチェックを外します。Plot title を Borehole vs DEM elevationに変更します。 Legend titleを削除します。X label にBorehole elevation (m)を、Y labelDEM elevation (m) を入力します。残りはデフォルトのままにします。

11. パネルの下のCreate Plotをクリックします。

プロットを確認します。

Scatter plot elevations

次のセクションでは、標高の欠損値をDEMの標高に置き換えてみます。