3. 条件 1: 家屋や道路から150メートル以内の井戸

3.2. 家をTrue、その他の建物をFalseとするブール型(Boolean)レイヤーの作成

家はTrue(1)、その他のクラスはFalse(0)というブール型のレイヤーをbuildgレイヤーで作成したい場合は、ラスタ計算機を使用します。

1. メインメニューでラスタ | ラスタ計算機と進みます。

2. ラスタ計算機ダイアログで、 buildg@1をダブルクリックし、=ボタンをクリックし、1を入力します。

この式は、「buildg@1 = 1」となり、「buildg@1レイヤが1(家のクラス)であれば、出力レイヤはTrue(値1)、そうでなければFalse(値0)である」という意味になります。ここでは、シングルバンドのラスターレイヤーのみを使用しています(マルチバンドは、リモートセンシングなど他のアプリケーションで使用されます)。

house raster calculator

3. 出力レイヤはhouses.tifとします。OKをクリックし処理を実行します。

グッドプラクティスに従って、このブール型レイヤーにスタイルを設定します。ブール型レイヤーには、またカテゴリ値パレットのレンダラーを使用します。

4.  レッスン4.1のステップ1と2を繰り返して、housesレイヤーにスタイルを設定し、TrueとFalseに直感的な色を選択します。