4. 注水ポイントの複数のサブ集水域を定義する

これで、スナップされた注水ポイントの集水域を計算する準備が整いました。公式リポジトリにはないプラグインを使います。

1. メインメニューの設定 | ユーザープロファイル | アクティブなプロファイルフォルダを開くと進みます。
2. python\pluginsのサブフォルダを参照します。例えば、次のようなパスになります。 C:\Users\hansa\AppData\Roaming\QGIS\QGIS3\profiles\subcatchments\python\plugins

3. ここで次のGitHubリポジトリを開きます: https://github.com/jvdkwast/PyQGIS_Hydro
4. 緑色のCodeボタンをクリックし、 Download ZIPを選びます。
5. ウンロードしたzipファイルを開きます。 7Zip は素晴らしいオープンソースツールです。zipファイルを参照して、points_to_catchmentsサブフォルダをステップ2で特定したpluginsフォルダに展開します。

6. QGISでメインメニューからプラグイン | プラグインの管理とインストール...を選びます

7. 設定タブにいってリポジトリを再読み込みをクリックします。

8. 全プラグインタブに戻り、Points to Catchmentsプラグインの前のチェックボックスにチェックを入れ、ダイアログを閉じます。
Points to Catchments Plugin

ツールは、Processing Toolbox に追加されました(QGIS 3.14 では機能しないことに注意)。

9. プロセッシングツールボックスで IHE Delft | Hydrology | Calculate catchments from pointsと進みます。

10. Calculate Catchments From Pointsダイアログでは、Snapped Pour PointsレイヤをOutflow point layerとして選択します。DEM layerとしてFilled DEMを選択します。ツールが各ポイントを保存するシェイプファイルを新しいOutput Folderに設定します。


11. 実行をクリックして処理が終わったらダイアログを閉じます。

12. ブラウザパネルに移動し、マップキャンバスにシェイプファイルをドラッグして、スタイルを設定して視覚化します。

subcatchmentssubcatchments

次のセクションでは、集水域内のすべてのサブ集水域についてこれを行います。