チュートリアル: オンラインのソースからオープンデータを収集する
8. SADC地下水情報ポータルから越境帯水層を追加する
マラウイの地下水プロジェクトの最後のレイヤーは、SADC-GIPの越境帯水層(transboundary aquifers)データセットです。
1. https://sadc-gip.org/ を開き、Searchフィールドでaquifers(帯水層)を検索します。
2. 2020 - Transboundary Aquifers of the World (unpublished) レイヤを選択します。
3. メタデータと属性情報をチェックしましょう。
4. QGISプロジェクトに戻ります。
ここでは、SADC-GIP を使って新しい GeoNode 接続を作成します。この方法は、前に第5章で学んだのと同じ方法で行うことができます。ここでは、別の方法を紹介します。
5. ブラウザパネルに行きます。
ブラウザパネルの下の方にGeoNodeの接続情報を見つけられます。GeoNodeグループを開くと第5章で追加したMASDAPの接続情報が表示されます。
ここで新しい接続情報を追加できます。
6. GeoNodeで右クリックし、新規接続...を選択します。
7. 新しいGeoNode接続を作成ダイアログで名前にSADC-GIPを、URLにhttps://sadc-gip.orgを入力します。
8. 接続テストをクリックします。
テストが成功すると、このポップアップが表示されます。
接続に失敗する場合は、インターネット接続環境やURLを確認してください。
9. OKをクリックしポップアップを閉じます。
10. ダイアログでOKをクリックし画面を閉じると新規接続が追加されます。
11. SADC-GIP接続からWFSグループと開いていきます。
12. 2020 - Transboundary Aquifers of the World (unpublished) レイヤを地図キャンバスにドラッグします。
先ほどと同じように、レイヤーをローカルのGISファイルにエクスポートしてから、GISでさらに使用する必要があります。
13. 第6章と同じ手順で、レイヤーを aquifers.shp という名前のシェープファイルとして保存し、UTM Zone 36S / WGS-84座標系に再投影します。
14. レイヤパネルから2020 - Transboundary Aquifers of the World (unpublished) レイヤを削除します。
これで、プロジェクトは下の図のようになっているでしょう。
すべてのデータの準備ができたら、プロジェクト、スタイリング、正しい座標系を含むすべてのレイヤーをGeoPackageに保存するのがおすすめです。この作業は次のセクションで行います。